ちいき通信

関東 大和掃除に学ぶ会

 「大和市の玄関口、大和駅を綺麗にしよう」 2010年1月、5時50分から数人で清掃を始めました。地元のラジオ放送をきっかけに、厚木米軍基地の司令官をはじめ、軍人さんやその家族も参加されるようになりました。「銃をホーキに変えて」です。
 行政にも協力いただき、駅周辺は一変してきています。鍵山相談役が、「米軍への御礼を兼ねて基地周辺の掃除をしましょう」と仰られてから、基地横の道路清掃も行なうようになりました。
 多い時で、日米合わせて百名前後、コロナ禍の今は20名位です。道具の準備・整理、清掃手順など基本を大切にしています。
(山崎貞雄)

中部 長野便教会 

 3月13日、第15回長野県中学校清掃サミットを行いました。
 オンラインとしては3回目で、県外2校を含む13校66名、過去最多の参加でした。オンラインの有用性と年2回の開催意義が浸透してきたように思います。
 参加生徒から、「他校でも似たような課題があることがわかってよかった」「他校の取り組みが参考になった。ぜひ自分の学校でもやってみたい」といった感想が聞かれました。次回8月予定のサミットまでに、各校で実践してみたいことを持ち寄って再会することを約束し、閉会しました。
 (太田智明)

関西 大阪掃除に学ぶ会
 
 コロナ禍のこの2年間、神社や街頭清掃を中心に、休まず活動してきました。3月6日は、富田林市立大伴小学校で2年連続でトイレ掃除を実施しました。堤校長、村井教頭はじめ、先生方も12名参加されて、2箇所のトイレを2時間磨きました。
 久しぶりのトイレ掃除に、皆が笑顔でいきいきと夢中になりました。「子供たちの喜ぶ姿が楽しみだ」との言葉に感動を覚えました。
 当日は、お初天神掃除の例会日でもあり、11名が商店街の清掃を行いました。若い人の参加者も増えており、一層の活気を感じています。     (坂本セツ)

関西 Mランド丹波ささ山校

 2005年5月、当校は経営者が変わり、Mランド益田校の姉妹校となりました。小河二郎前会長の最初の言葉は、「あいさつと掃除ができる自動車教習所にしてください」でした。以来、自ら掃除をすることで、あいさつ・掃除がドライバーに大きな影響を与えることを知ります。
 通学型に加え合宿型も導入し、朝のボランティア活動、「トイレ掃除に学ぶ会」、「近隣掃除に学ぶ会」、「洗車に学ぶ会」、「校内掃除に学ぶ会」を立ち上げ、ゲスト(教習生)に、ドライバーとして必要な「目配り・気配り」、「他者とのコミュニケーション」などを伝えています。
 また、「篠山の街を千人で大そうじ」を13回開催し、地域の皆さまとも交流してまいりました。あいさつ・掃除を通して、人や自然に思いやりの運転ができるよう伝えてまいります。Mランドは心の教習所。「チョット変わった教習所」です。 (井本徹)

中国 松江出雲掃除に学ぶ会 

 島根県立松江ろう学校は、島根県東部に住む、幼児から18歳までの子どもたちが学んでいます。遠方のため自宅から通えない子どもたちのために寄宿舎があります。
 下見に行くと、「寄宿舎のトイレの臭いが取れない」と福島校長が仰いました。帰り際に駄々をこねる幼児を先生が慰めておられました。食堂をのぞくと、子どもたちが夕ご飯を食べていました。
 12月19日、16名で寄宿舎のトイレを隅々まで無心になってみがきました。臭いはすっかり消えました。このような機会をいただいて心をみがかせて頂いたと、しみじみ思いました。
 坂本代表の畑で採れた焼き芋を美味しく戴いて閉会、有りがたい幸せな一日でした。 (直井一晃)

中国 周南そうじに学ぶ会

 当会は、サマンサジャパン株式会社の小野英輔会長が始められ、2014年12月に私が引き継ぎました。現在の参加者は7名前後、掃除会場は市内公衆トイレが中心です。
 参加者を20名に増やすこと、若手リーダーを育成すること、市内の学校で毎月掃除できるようになること、の三つが目標です。
 「荒みのない心」とは、謙虚な心、感動する心、感謝の心、心を磨くつまり向上心、気づく心がある、そういう心だと思います。
 日本を美しくする会の理念「掃除を通して心の荒みをなくし、世の中をよくすること」を共有し、それが実現するよう、日々コツコツと命ある限り体力ある限り、まず自らが掃除し続けます。
(中西秀幸)

九州 筑豊掃除に学ぶ会

 福岡県田川郡は、1960年代まで筑豊炭田で発展しましたが、今はすべて廃鉱となり、過疎化と人口減少が進んでいます。
 「掃除を通して心豊かな子どもを育てたい」と、2005年「筑豊掃除に学ぶ会」をスタートし、今年17年目です。毎月第2土曜日の例会には、約10人が集まって、勝盛公園のトイレや市役所周辺の街頭清掃を行っています。 (廣瀬透)

九州 霧島市「洗心教育」

 2021年8月24日(火)、霧島市教育委員会と続けている、先生によるトイレ掃除研修「洗心教育」を開催しました。
 例年60名ほどの参加でしたが、今回はコロナ禍のため規模を縮小し、新人教員13名の参加としました。鎌田代表世話人に講話をいただき、トイレ2箇所で研修を行いました。感想の一部を紹介します。
①一番意識したのが「気づく」でした。「無駄を無くす為には気づく人になることが大切」という言葉を大切にします。
②「床に近づかないと汚れは落ちない、問題に近づかないと解決できない」が印象的でした。教育についても考えさせられました。「便器を磨くときは、色々な方向から…こどもを見る時は、さまざまな方面から」
③会社トップ自ら動き実践される姿を見て、子供たちにさせるだけではなく、一緒になって活動する大切さを感じました。 (新富勇一)

沖縄 沖縄南部掃除に学ぶ会

 コロナ禍のため、リーダー研修は、南部と中北部に分かれて行いました。南部は、11月27日与那原町の児童養護施設「愛隣園」で、2年ぶりに行いました。リアルで集まり、懐かしくも新鮮な気持ちでした。
 今回は資料をもとに、みんなでリーダーの心得と手順をじっくりと学び、とても充実した時間でした。次は中北部リーダー研修、そしてブロック年次大会、南部掃除実習と計画中です。(佐和田健二)