ABOUT

「ひとつ拾えば ひとつだけ きれいになる」
A piece of trash picked up and an area shows its beauty.

この言葉から命名したWebマガジンです。
日本を美しくする会の会報「清風掃々」は、1997年(平成9)に創刊し、年1回の発行でしたが、2008年に年2回発行となりました。2020年(令和2)誌面の充実を図り、読者から評価を頂くようになったため、2021年から年3回発行とし、同時に若い方も一般の方も多くの人に読んで頂きたいと、記事のほぼすべてをWebマガジン化することにしました。

日本を美しくする会について

1993年(平成5)、イエローハット創業者鍵山秀三郎氏の掃除道に共感する35人が岐阜県大正村に集い、「日本を美しくする会」を設立しました。翌年春には200人が参加し、以後毎年開催されました。初めての「素手のトイレ掃除」に感動した人々は、地元に帰って活動を始め、全国各地に自然発生的に「掃除に学ぶ会」ができ、この動きが海外にも広がっていきました。現在、国内100余か所、海外はブラジル、北京、台湾、ニューヨーク、ルーマニア、イタリア、ドイツ、インドなどに広がりました。

私たちの願い

「掃除を通して心の荒みをなくし、世の中を良くすることが私たちの心願です」が、日本を美しくする会の理念です。
活動は当初中小企業経営者中心に広まり、経営に苦しむ多くの会社の立て直しに成功しました。また、25年くらい前から学校で「トイレ掃除大会」を開くようになり、暴走族や荒れた学校の更生など、教育の正常化に大きな効果を発揮しました。
掃除の第一義は、「自己修養」にあります。他人からいわれてではなく、みずから下坐に下りて汗を流し、静かに自分の心を見つめ、それが「自己変容」につながる。これが掃除の第一の「功徳」です。荒んだ心がおだやかになると、他人への接し方もおだやかになる―こういう人が増えれば、世の中は必ず良くなる―と、私たちは信じています。

“ONE by ONE”をお読みになる方へ

「清風掃々」には、イベントだけでなく、掃除を通して自分の心と向き合い生活を改善したなど、真摯な生き方を模索してきた方の話題も多くあります。一般の方は勿論、仕事や交友関係の悩みや、高齢などで生きがいを感じられない方などおありでしたら、掃除をご一緒にいかがですか。HOMEの“CONTACT”にご一報下さればありがたいです。そして、良かったとお感じになりましたら、どうぞこの“ONE by ONE”をお知り合いにも紹介頂いて、広く読んで頂きたいと思います。