ちいき通信

■東北 郡山掃除に学ぶ会

郡山出身の俳優鈴木文健さん出演の、福島中央テレビ「ブンケン歩いてゴミ拾い」で、コラボ企画が実現しました。6月9日会津磐梯山からのそよ風を受けながら、猪苗代湖周辺で約2時間、プラゴミやキャンプの放置ゴミなどを拾いました。この様子はユーチューブ「ブンケン歩いてゴミ拾いの旅#66 猪苗代湖をきれいにするぞ」でみることができます。 (中野俊昭)

■関東ブロック ZOOM講演会

新型コロナの影響で学校での「掃除に学ぶ会」を開けず、ZOOM講演会を開くことになりました。5月30日、便教会の高野修滋先生に、「掃除から学んだこと」のご講演をいただき、全国から68人の参加がありました。しばらくはZOOMを使った活動になると思います。(間仲昶充)

■メイク松戸ビューティフル

千葉県松戸市で、「松戸駅前ポイ捨て防止キャンペーン清掃」を月2回行っています。中高生と掃除をする夏休みの「レッツ体験」、ゴミの調査を行う「ポイ捨てウォッチング」、桜祭り・花火大会・松戸まつりでのポイ捨て禁止などを展開しています。コロナ禍では、各自ひとり掃除をして、オンラインを使って交流を深めています。植樹運動、百名山清掃・里山を守る活動、SDGsの学習もしています。(佐藤誠)

■北陸 国際ビジネス学院

金沢と福井で専門学校を運営し、挨拶・掃除・時間の約束を習慣化させる教育を重視しています。教職員は、朝のトイレ掃除を20年近く実践してきました。8月48名が、市内8カ所の公園のトイレを2時間掃除しました。みんな次第に没頭し、最後には達成感で笑顔に変わる姿に感動しました。(梶聡司)

■中部 第21回便教会総会

8月28、29日、オイスカ中部研修センターで開催。講演と掃除実習に、オイスカの職員さんも加わり県内外の30人以上が、熱心に学びました。コロナ禍のなか、開催賛否の声が届きました。阿久悠さんは「続ける」について、継続のために新しい方法を考えることが一つの刺激になる、と仰っています。掃除は暗夜の一灯。今、掃除の意義を深く考える時ではないでしょうか? 掃除には「気づき」がいっぱいです。掃除は魂の成長の糧となっています。第22回を計画中であり、多くの皆様の参加をお待ちします。(高野修滋)

■中部 伊勢神宮早朝清掃

伊勢神宮参拝者のおもてなしとして、「きれいな街に来ていただこう」と、2005年10月3日「早朝清掃活動」を2名で立ち上げ、現在54名います。毎週日曜日6時20分、約20人が吹上地区を出発、伊勢路の玄関口JR伊勢市駅から外宮参道を通り、外宮広場までの経路です。トングとレジ袋を手に「移動式井戸端会議」をしながら、ゴミを拾っていきます。掃除後のお茶会、ランチ会、誕生会等も楽しんでおり、掃除を通して地元の皆さんが仲良くなります。(山本優)

■中部 中部ブロック大会

7月31日、知立市の和食酒家「縁」でZOOMを併用し、ブロック会議を実施。大正村・美濃加茂・豊橋・豊田・三重・小布施・西三河の会から24名が参加しました。「鍵山相談役からの言葉」などを拝聴した後、回転寿司39店舗を展開する新美文二さんより、「㈱コムライン掃除に学ぶ会」の実践を学びました。田中顧問は「コロナ禍で学校掃除が難しい。道徳の授業で掃除の話をしてはどうか」と提案されました。ブロック全県からの参加があるとよいと思っています。(杉浦三代枝)

■関西 西宮掃除に学ぶ会

7月、「福男選び」で有名な「えべっさん」こと西宮神社のトイレ掃除を再開。21年目第228回でした。代表石井信次さん、前代表佐藤弘一さんを中心に、毎月第3日曜日の8~10時、学生を含む約20名が、明るく元気に感性を磨いています。
 第4水曜日は、約10名が出勤前の6~7時、神戸三宮街頭清掃を行なっています。掃除後の皆さんの笑顔が素敵です。(堀りか)

■四国 愛媛便教会

今年度、世話人の眞鍋先生と私越智に異動がありました。眞鍋先生の新居浜小学校では、教頭先生が毎回トイレ掃除に参加されるせいか、子どもたちの取り組む姿勢が変わってきたそうです。見るもの接するものが綺麗だと、人はおのずと同じ心境になっていくのだと実感します。
 私が勤める新居浜市教育委員会では業者が掃除をされるため、私は朝清掃ができなくなり、やむなく職場で気づいたことを改善していました。すると、業者の理解を得て、5か月ぶりにトイレを磨くことができました。(越智誠司)

■九州 大分掃除に学ぶ会

鍵山相談役の生き方に衝撃を受け、2005年大分掃除に学ぶ会に入りました。70歳で私が住む日出町(ひじまち)の臨時職員になり、公園のトイレ掃除を始めて7年目です。3年前「大分掃除に学ぶ会」の4名が日出町で月1回トイレ掃除をされ、私が日々維持させていただいています。昨年町内の清掃活動が始まり、毎週日曜日8時から約30名で、町内と海岸を掃除します。掃除を通じて町の皆さんが仲良くなりとても嬉しいです。(中西達己)

■九州 宮崎掃除に学ぶ会

昨年11月15日、校長先生のご理解を得て、コロナ対策をして学校のトイレ掃除をしました。皆さんの笑顔を見て、トイレ掃除の素晴らしさを実感しました。現在は、毎月1回ひとりで公園のトイレ掃除を行い、ゲートボールに来られる方に喜んでいただいています。勤務先でも昼休みに周辺のゴミ拾いや、トイレ掃除をしています。今こそ、「ひとり掃除」が必要かと思います。ひとりが綺麗を広げ、大きな輪になって行くことを願っています。(奥野幸子)

■沖縄 沖縄中部掃除に学ぶ会

代表世話人の川畑文夫さんは越来(ごえく)公民館で面白い取り組みをしています。2017年新築の当館のトイレが「掃除のみで5年後も新築同様きれいな状態を保てるのか」を検証するため、毎月1回掃除に学ぶ会メンバーと子どもたちでトイレ掃除をしているのです。来年5年目、結果が楽しみです。(佐和田健二)

■日台オンライン交流会

9月17日、2年間途絶えていた交流を維持しようと、台湾側からの提案で開かれました。日本を美しくする会から11名、台湾美化協会から11名、台湾の戴理事長、徐創会理事長、日本の利会長の挨拶の後、全員が自己紹介を行いました。その後、日台の活動を相互に紹介し、最後にコロナ禍での影響について意見交換しました。台湾の年次大会には、過去毎年日本から百人レベルが参加し、交流を温めてきただけに、早く往来が可能になって掃除をしたいとの思いに充ちた2時間でした。(台湾美化協会 阮 偉倫)

■関東 お掃除デビュー報告

今年6月、中学の級友川野士郎氏が行う「羽田街道ひとり掃除」に、お手伝いで参加しました。そのあと靖國神社・新国立競技場周辺・新宿駅東口周辺など7回参加しました。それほどでもないように見えても、やり始めると、空缶・ペットボトルなどたくさんのゴミを発見し、いつも驚かされます。みなで掃除をすると風景が一変し、達成感を感じ、そして自らの心も洗われていることに感動します。靖國神社のトイレ掃除にも取り組みたいと考えています。(池田啓一郎)