東京五輪おもてなし清掃

 羽田空港から都心に向かう国道に、大量のゴミが捨てられ、植栽はつる草などで見るに耐えない状態です。“おもてなし”を口で唱える人は大勢いますが、ゴミ一つ拾い、草一本取る人はおりません。
 真の“おもてなし”とは、国をきれいにしてお客様をお迎えすることではないでしょうか。この近辺だけでも見違えるようにしたく…

鍵山 秀三郎
平成28年2月7日

『お・も・て・な・し』

 滝川クリステルさんプレゼン。
 「おもてなし…訪れる人を、心からいつくしみお迎えするという深い意味の言葉です。日本人は互いを思いやり、客人に心配りをするのです。落し物も、昨年一年間で30億円以上の現金が東京の警察に届けられました。世界の旅行者アンケートで、東京が世界一と挙げられたのは、①安全②公共交通機関③清潔④親切なタクシー運転手…」
 3つの活動が始まりました。

羽田街道おもてなし清掃

■場所 国道357号大田市場沿い600㍍の上下線
■期間 2016年(平28)4月~
■時間 第一日8時20分~10時
■回数 63回(21・6・6現在)
 参加者 計 2551人
 回収ごみ 70㍑袋1210袋
 手紙を読んだ縄田良作氏と鈴木武氏が現地で見たものは、道路や植え込みに散乱する大量のゴミでした。(写真)

「東京港野鳥公園様」のご支援

 問題のゴミ処理は、鈴木さんが野鳥公園さんに飛び込んで話し、公園の「環境美化活動」としてごみ処理と掃除道具も貸していただけることになりました。
 2016年4月、開始!

(最初の半年) 植栽の間のゴミを掘り起こすと、腐った空缶やペットボトルが、取っても取っても出てきます。4人が1時間頑張って15㍍しか進みません。

(~1年)  お体の悪い鍵山さんが参加され、参加は20人を超えるようになりました。道路とフェンスの隙間の20㍍で、空缶を千個回収したことがありました。通るたびに1個捨てる人がいる気配がありました。人や車が「ゴミを捨てたい」と思う箇所をなくしていきました。しかし、ある荷物搬入門の周囲がとても汚れており、これは今も続いています。

(2年目)  段ボール、空缶、弁当がらの入ったレジ袋、ポイ捨てタバコ、家庭の粗大ごみ…範囲が広いので、20人程度ではやってもやっても景色は変わりません。
 そんなときに、鍵山さんから便りが届きました。「皆さんがきれいにして下さった後からあとからゴミを捨てる人が現われて、いたちごっこのようではありますが、やがて不逞の徒が一人ずつ減っていくと確信します。
 平成29年5月2日」

(3年目以降) 宮城、愛知、大分などの全国の掃除仲間が、そして新宿調理師専門学校の職員・生徒さんが教育の一環として参加されたり、ときに100人を超え、美化は進み始めました。

地域・行政と連携が必要な活動

 陳情3年、2019年7月私たちと管理者国交省国道事務所、ゴミ回収の大田区の三者による「ボランティアサポートプログラム」が認められました(サインボード、写真)。大田市場様には、駐車場を貸していただいています。
 活動には、地域や行政との連携が欠かせません。羽田街道には地域住民がおらず、今後も厳しい状態が続くと思われますが、私たちは、「きれいな玄関」でお客様をおもてなししたいと考えております。