2025年度は、鍵山様の逝去、NPOの認定資格失効、新体制のスタートと激動の年でした。1年ぶりに発行の今号は、これらの特集号となりました。
中でも認定資格失効は痛恨の事案であり、一連の対応をご説明したつもりです。皆さまのご叱責とご判断を仰ぎますとともに、今後のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
追悼 鍵山秀三郎様
・巨星墜つ〟 約10年病床におられた鍵山様。当会を創設し、「心の荒みをなくしたい」と国内外を飛び回り、「掃除道」普及に努めて来られました。「私たちがご遺志を次代に伝えます」との、3名のお言葉でした。
総会・会長あいさつ
・昨年、新会長に就任した冨田浩志氏。
教育と掃除 田仲三夫先生
・荒れた中学校で、体を張ってやんちゃな生徒を指導していく…まるで猛獣使いです。退職後も、目の不自由ななか、学校のトイレ掃除や駅でガム取りを続けているのは、「すべては後から来る者のために」と。
SDGsと経営 (株)とみひろ
・長寿企業で「革新」を続ける経営、これを当会の運営に生かしていただきたい、また役員や全国の皆様に新会長冨田さんを応援していただきたいと思いつつ取材しました。
認定資格失効
本質原因を究明するために
・「感情や推測ではなく、事実と客観的視点に基づいて本質原因を究明するために」 賛否のある中、冨田会長が理事会の承認を得て、弁護士による「第三者調査」を実施しました。
・会員の率直な声をお聞きするため、初の「会員アンケート」をおこない、
・最後に「顧問弁護士の意見書」をいただきました。
・会内には、「認定不要論」も多くあるようです。取得の経緯や鍵山様の思いを記載しました。
情報公開
・2024年度は大赤字ですが、当会は実質「2015年以来連続赤字」です。
JR東日本社長表彰
・2004年に始めた新宿街頭清掃の表彰は、全国の仲間への励ましです。
▼川柳 心の散歩道 「土」
・子供のころの土いじりを思い出し・・
裏表紙 野口智子(さとこ)さん
・群馬出身の水彩画家、公園清掃で、笑顔の参加者や落葉の袋の山などの感動的な景色を絵に描いたとか。
「清風掃々」の反省
認定失効について「清風掃々」も一端の責任を感じ、最後に申し述べます。
指摘された当会の課題
2つの弁護士報告では、役員の体制とその意識の希薄化、そしてガバナンスの形骸化が指摘されました。
そして、会員アンケートには、「会の将来に不安」「認定や財務には無関心」などの回答がありました。
そこで感じた反省は2つあります。会員・読者に対して、①夢が持てる「ビジョン」の提供ができていない ②「正直に」「わかりやすく」、不都合な情報をも伝える姿勢が不足であったろうということです。これらに対する会員のご要望やご不満を感じました。
「若者、よそ者、バカ者が変える」
これらの人々は、アイデアや大胆な行動で変革をもたらす可能性を持つといわれます。弁護士報告にも「闊達な議論を」とあります。
夫婦円満のコツは、互いに秘密はなく、日ごろからよく話し合うことでしょう。人々の心が一つになるには、情報共有が前提であり、その上で多様な人々が自由に対話すること、すなわちコミュニケーションの両輪「情報公開」と「対話」により、信頼関係ができると思います。
「清風掃々」は誰のためのものか
弊誌は、一番は読んでくださる「読者」のためのものであり、情報の単なる転送や一方的提供ではなく、読者に面白く、わかりやすく、役立つ内容でありたいと改めて思いました。
皆さまの忌憚のないご意見をお聞かせいただければ幸いです。
(縄田良作 140-0014東京都品川区大井1・16・1・2302)