第187回筑豊掃除に学ぶ会を9月9日（土）の朝6時より、飯塚市にある勝盛公園の公衆トイレをお借りして行いました。

昼間は厳しい残暑（猛暑）が続いていますが、数日前から朝晩は少し涼しくなり、秋の気配を感じるようになりました。日の出も徐々に遅くなり、家を出た5時15分はまだ暗く、現場に向かう道中で東の空が徐々に明るくなってきました。

6時前に到着しましたが、福岡便教会の酒井先生、中尾先生、福岡掃除の川口さんなど、遠方組以下8名が既に集まってあり、掃除に対する皆さんの真摯な行動力に感激しました。

今回の定例会は、学校掃除の予約が入りだしましたので、掃除の基本の目的を確認して、掃除道の原点を見つめ直すための機会です。

長く継続していくと、人は惰性とマンネリに陥り、知らず知らずの内に形で掃除をやってしまいがちです。それでは掃除実践がその時だけに終わって日常生活に生かせなくなってしまいます。

そこで、「リーダーの心得」の唱和から始まり、先月朴の森で学んだことや、相談役が掃除を行う中で伝えてこられた所作の目的や意義を再確認しながらの研修を行いました。

タオルの絞り方からホースの流し方、残った水の処理の仕方など、動作に込められた時間と物の無駄を無くすこと、周りへの思いやりのある行動をみんなで確認できたことは、大きな刺激と学びになったように感じました。

今回は新しい参加者もおられましたので、今後は掃除の実践以上に、掃除道に込められた意義と目的を学ぶ機会を増やしていかなければならないと思っています。

汗をかいて場も心も綺麗になった後、今回から20分程度の反省会と茶話会を行いました。
冷えた甘い種無し巨峰を食べて、冷茶飲んだ後の雑談に、ホッと一息幸せな気分となりました。ありがとうございます。

筑豊掃除に学ぶ会     広瀬 透