活動紹介
関東ブロック年次大会 in 千葉県茂原市
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令和7年9月13日(土)、関東ブロック年次大会を茂原市にて開催いたしました。
当日は、全国各地から約150名の掃除仲間が集まり、掃除を通じた学びと心の交流が深まる一日となりました。
今回の大会のテーマは、「益はなくとも、意味はある」。
これは「日本を美しくする会」の活動理念に深く通じるものであり、創始者・鍵山秀三郎相談役が紹介していた宮城谷昌光著『晏子』に登場する言葉でもあります。
目に見える利益がなくとも、掃除という行為の中にこそ「意味」がある。
それは、自分の心を整え、人を思い、社会を良くしていこうとする静かな行動の連鎖であり、現代においてますます必要とされる価値観です。
午前中は、茂原市総合市民センターにて掃除実習を実施。
各班に分かれ、トイレを中心とした清掃に取り組みました。中でも「水漉し(みずこし)」担当班は、なかなか剥がれない尿石に2時間近く格闘する場面も。初参加の若手メンバーが「いい経験ができました」と語る姿には、“意味”を見出す姿勢がにじんでいました。
午後は、市民センター内の別会場にて講演会を開催。
「掃除の力」をテーマに小早祥一郎氏をお迎えし、掃除を通じた人生観や組織論について深い学びを得ました。さらに、オーブテック社より、社会貢献型洗浄剤「スペースショット」の事例紹介もあり、掃除と社会とのつながりを改めて考える機会となりました。
夕方からは、レストラン二幸にて懇親会を開催。各地からの参加者同士が想いを語り合い、世代や地域を超えたつながりを実感する時間となりました。
この大会を通して、私たちは「掃除」という行動に内在する“本質的な意味”に立ち返ることができました。
参加された皆様、開催にご尽力くださった御園建設様をはじめとする関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
投稿者:茂原掃除に学ぶ会 御園 和也



















