本日は、筑豊掃除に学ぶ会第180回目の定例会を、飯塚市のクリーンセンター前公衆トイレをお借りして、薄暗い中に午前6時40分より実施しました。

夜中は雨が降っていましたが、朝方には曇りとなり、今回は雨の中ではなかったですが、照明がつかない所はLED投光器を使っての掃除となりました。

ここは4カ月ぶり実施の公衆トイレで、管理人がいなくなった分、表面的な汚れが目立ちましたが、ナイロンタワシとブラシを使うと目立つ汚れは簡単に落とすことが出来ました。

2月3・4であった山口県の朴の森研修会で、鍵山幸一郎さんが伝えてくださった掃除の行いを通して学ぶ相談役の想いや考え方、工夫などを参加された善友に都度説明しながら研修会を行いました。

私達は毎回掃除を繰り返していると、ついつい慣れに陥ってしまい漠然と掃除しがちになりますが、再度なぜこの作業や行為を行うのかといった目的を確認することで、作業の意味を理解し、掃除で学ぶことを日々の生活にも生かせる氣づきが得られます。
ですから、皆さん本日の掃除の行いがとても丁寧になっていて動作に心がこもっているのを感じました。ありがとうございます。

反省会では、基本を再確認できたことで、自分の掃除が惰性になっていることに気づき、とてもいい学びの機会になったとの言葉を多く聞くことが出来ました。

相談役が表に出られなくなりましたので、これからは、私たちひとり一人が自立して相談役の願いを引き継ぎ、掃除道の継続を通して日本人の美徳を伝えていきたいと思っています。
全国の善友の皆様、今後も掃除道継続への温かいご支援ご協力の程よろしくお願いいたします。

筑豊掃除に学ぶ会     広瀬 透